カーステンソルハイムの生み出した幻の名器 ピン アイ２　ベリリウムカッパー 1986年モデル ３〜S ９本セット シリアル一致 カラーコード オレンジ シャフト ZZ LITE グリップ オリジナル 近年市場は枯渇し番手抜けやシャフトダメージ品でも流通する人気モデル、この品ピンマニア知人から譲り受け入手後は未使用で保管してます。 フェイスやソールに溝潰れや石噛み傷無く使用頻度低いミント状態、グリップ硬化していますが貴重なので敢えて交換してません。 80年代製造感じさせない美しいシャフト、貼られたラベルも綺麗に残って味わい深く飴色に経年酸化したベリリウムカッパーヘッドはノスタルジックな暖かい雰囲気に包まれ輝くシャフトと燻んだ渋さのコントラストを一層楽しめる仕上がりとなっています。使用感の無さは過去保有した同モデル歴代No.1 断捨離し一番最後に残ったセットです。 [グースネック][ソール形状][重量配置]全てに緻密な計算と意味がありステンとカッパーでフェイスの厚み変え細部までこだわり造り上げた匠の技。 その易しさからセンセーション巻き起こしプロアマ問わず世界中のゴルファーを魅了、キャビティの基本的設計思想は今も変わっていません。 しかし『ラフから止まり過ぎ！溝が違反では⁉︎』と一部ツアープロのクレームから裁判まで発展した忌まわしき【ラディウスドU字溝】問題。 スピン性能は溝でなく[ヘッド重量とソール形状]の絶妙さによる抜けの良さと主張するピン側。 僻みと根拠のない言いがかりを受けたカーステン氏は疑念を晴らす為強い信念で尽力注ぎ込み勝利を勝ち取り和解、使用権とユーザー守ったのですが違反モデルだと誤解される事も多く 『ピンの進化遅らせアイ２とユーザーのイメージを悪くしてしまった』と人気継続中にも関わらず製造中止しモデルチェンジを敢行(後継アイ２+も人気を博しましたが経緯知れば知るほど私はアイ２派) 形状違い混在し改良が裏目に出たのか溝論争は止まることを知らず泥沼化。 斬新で創造的ゆえに濡れ衣を着せらてしまった時代の先駆者カーステン ソルハイム氏に思いを馳せ、古いジャズでも流しノスタルジック気分に浸り磨きながらの一杯は格別で乙なモノ。 長々御託を並べ申し訳ございません大変失礼しました、魅力ご理解頂けると嬉しく思います。(全て主観、認識違いご教授頂けると幸いです)