2021年7月購入　新品未使用 写真撮影のため開封 二度手間防止のためコメントはプロフィール一読後にお願いします。 時代は遠投へ かつての石鯛釣りは足元を狙う南方宙釣りが主流であった。石鯛釣りのメッカ九州にはそういったポイントが多くある。しかし釣荒れによる資源枯渇から近年では遠投が求められるようになる。石鯛王国九州とて例外ではない。 石鯛釣りに初めて同行したアングラーはドリルによる穴あけから、ピトンセットなど、釣りを始めるまでの準備に驚愕してしまう。 近代石鯛遠投に於いて賛否はさておき、この準備時間を短縮または省略するのが出品人のやり方であるが、時代を担うアングラーは上記ノウハウを習得してからにして頂きたい。 瀬渡し上陸後 ピトンなどは不要で遠投手持ち釣法である。 まず海面を見渡し、潮の変化などの情報をインプットする。上陸した瀬が３６０度竿出しできる場所なら、中心から３０度ずつ沖に向かって線を引く。１２本の線ができるので、おおまかに遠投ラインは１２である。 １００メートル遠投するとして１０メートルごとに地点を取ると１ライン１０地点となり１２ライン１２０地点がポイントである。 海面情報から遠投ポイントをピックアップして、ルアーロッドに高感度投げ釣り用オモリのみをセットして海底を引いてくる。 オモリを引きずることによって、根や駆け上がり情報をインプットして海底図面を作成する。この海底図面の情報によりピンポイントで攻めることができる。 無闇矢鱈に遠投しても無駄である。 本アタリを促すラインの送り込みも手持ちだと微妙なテンションをかけやすく、仕掛けが流されるのを防ぐ事ができる。 釣り初めまでの前準備に時間をかけるくらいなら、この海底図面の作成に時間を割く方がより効率的である。 遠投でも勝負は早いし打ち返しは必要だ。しかもポイントは無数にあり置き竿はあまりにも効率が悪いと言える。潮が悪い時は釣れないので仕掛けは回収する。 海底図面はルアーゲームにも役立つので、ルアーゲームに適した潮なら、青物を狙う。 幻覇王石鯛LIGHTはそのままルアーゲームにも転用できる優れものである。 常連客による好ポイント優先上陸を嘆くより、新たな活路を開拓すべきである。 石鯛釣りを制するのは根性ではない。 データに裏付けられた科学である。