博多織でも1・2を争う有名織元　福絖織物さんの　紋八寸名古屋帯　松葉仕立て。 　極淡いオリーブグリーンとスクエアの紋織の光沢が美しい名古屋帯。　手先は松葉仕立て(画像5枚目)。　お太鼓部分はトンネルかがりで風を通す涼やかな仕立てです。 　画像3枚目は胴部分、画像4枚目はお太鼓部分になります。　それぞれの箇所の透け感をご確認くださいませ。　画像6枚目　お太鼓裏側の画像ですが、裏側から見るとよくわかるのですが、金糸が細く多数渡っています。　金糸といっても淡い金で、ともすればシャンパンゴールドくらいの控えめな色合いでしょうか。　この糸の一部が透かし織から垣間見えて、仄かな煌めきを感じさせる効果を生んでいます。　気温の高い季節には、このようなさりげない輝きが水面の光の反射のようで爽やかな涼を感じる事ができます。 　紋織ですが、前述しました透かしは勿論　格子やよろけ縞など多数の技法をつくした織で、いつまでも見ていたい魅力を持っています。　こちらのお品のような張りがありながらしなやかで、身体に添う柔軟さも持ちながら外見も体感的にも涼しさのある夏帯はそうないように思います。 　色合いですが、当方モニターからでもほぼ全ての画像が実際の色合いよりも淡く写ってしまっております。　強いて言えば画像10枚目が一番近いのですが、それよりも実際はもう少し緑の強い印象です。　【日本の伝統色　和色大辞典】と照らし合わせてみますと、【柳鼠】が近い色合いに思えます。 　淡い色合いですのでどのような色合いのお着物とも相性がよい帯。　未使用のお品です。 《寸法》 ・全長：約381cm ・幅：約31cm ・お太鼓部分長さ：約112.5cm 　 ※　画像の色合いが実際とは異なっております。　お手数ではございますが上記の【日本の伝統色　和色大辞典】にて色合いのご確認をお願いいたします。 　 　恐れ入りますが、当方プロフィールご一読の上　ご検討くださいませ。